Column 02 ░ 選定の指針

失敗しないホームページ制作会社の選び方
——見るべき5つのポイント

ホームページ制作会社は、日本に数千社あると言われています。その中から一社を選ぶ——これは想像以上に難しい作業です。 価格も、実績も、担当者の印象もバラバラ。何を基準に決めればいいのか分からないまま、 「なんとなく感じが良かったから」で決めてしまうケースも少なくありません。
本記事では、発注してから後悔しないために確認すべき5つのポイントを、制作する側の視点から解説します。

1. 制作実績は「数」ではなく「中身」を見る

多くの制作会社が「制作実績200社!」といった数字を掲げています。しかし、 数の多さは、あなたの会社に合うかどうかとは無関係です。見るべきは中身です。

確認すべき3つの視点

実績ページのリンクは、実際にクリックして開いてみてください。 表示速度、スマホでの見やすさ、更新の新しさ——実物からは、資料以上の情報が読み取れます。

2. 見積りは金額でなく“範囲”で比較する

A社50万円、B社80万円。この2つを並べても、比較にはなりません。 含まれている範囲が違えば、金額差は当然だからです。

確認項目なぜ重要か
ページ数の上限 「一式」表記だと、あとから「6ページ目は追加料金」となりがち
原稿・写真の担当 自社で用意する前提の見積りは、実は安く見えているだけ
修正回数 無償の回数と、超過時の単価が明示されているか
SEO対策の中身 「SEO込み」の一言では、何をするのか分からない
公開後の保証 不具合対応が何ヶ月無償か。以降はいくらか

相見積りを取る際は、各社に同じ条件を伝えることが鉄則です。 「10ページ、原稿はそちらで作成、納期は2ヶ月」——このように条件を揃えて初めて、金額の比較が意味を持ちます。

// 覚えておきたいこと

相見積りは3社程度が適量です。5社10社と増やすと、比較検討だけで疲弊し、 かえって判断を誤ります。候補を絞ってから、深く比較してください。

3. 担当者とのやり取りは最重要の判断材料

意外に思われるかもしれませんが、実務上、これが最も重要です。 ホームページ制作は、数ヶ月にわたる共同作業だからです。

良い担当者のサイン

注意したいサイン

問い合わせから見積り提示までのやり取りは、制作中の進行を映す鏡です。 この段階で違和感があるなら、その違和感は制作中も続きます。

ちなみに、うっかり企画の場合

オリジナルデザイン・内部SEO対策・原稿作成まで含めて、本来100万円(税別)のところ——
先着5社限定で、半額の50万円(税別)
見積りの比較材料としてでも、お気軽にご相談ください。

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4. 契約前に必ず確認すべき5項目

発注を決める前に、次の5点は書面で確認してください。 口頭の約束は、担当者が変わった瞬間に消えます。

  1. 著作権・データの帰属——納品物の権利は誰のものか。解約時にデータを引き渡してもらえるか
  2. 契約期間と解約条件——特に月額契約の場合、最低契約期間と中途解約時の扱い
  3. 支払い条件——着手金の割合、残金のタイミング、キャンセル時の精算方法
  4. 納期と遅延時の扱い——公開予定日と、遅れた場合どうなるか
  5. 公開後の運用体制——更新は誰が、いくらで、どこまで対応するか

特に注意すべきは「初期費用0円」をうたう長期リース契約です。 月額を5年間支払い続けた総額が、一括発注の2倍以上になるケースがあります。 さらに解約時にサイトが使えなくなる契約も存在します。必ず総支払額を計算してください。

5. 結論:相性の良い会社を見抜く質問

最後に、実務でよく効く質問を3つご紹介します。商談の場で聞いてみてください。 回答の質で、その会社の姿勢がはっきり分かります。

良い制作会社は、これらに具体的に答えます。 そして——あなたの事業に興味を持って、質問を返してくるはずです。 その対話ができる相手こそ、数ヶ月を共にする価値のあるパートナーです。

// この記事のまとめ

実績は数より中身。見積りは金額より範囲。 そして最後に効くのは担当者との対話の質。 契約前に、著作権・解約条件・総支払額の3点は必ず書面で確認すること。

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